岡山断酒会主催のSBIRT研修会に参加しました。酒害者をいかにして医療に結び付けるかという試みの研修でした。断酒会に結び付ける方法を紹介するのがメインでした。熱心な試みが紹介されて,その後,シンポジウムも開催されました。しかし,大きな問題が触れられないまま終了しそうになったので問題提起をしておきました。肝心の断酒会が今,消滅の危機にあるのに,それに触れず,断酒会は永遠に存続するような話になっていました。現在,ハームリダクションという言葉がよく使われるようになり,これまで精神科医がもっていたアルコール⇒断酒,断酒会という常識が消えていく危険性まで出ているのです。だから今しなくてはいけないことは精神科医に断酒会を忘れさせないことだろうと思います。シンポジストから時代の変化という言葉もありました。生協を例にとられていましたが,今ではグループで集配を行っていたのが,今は個人宅への配送がメインになり,共同作業を嫌うようになってしまっている。その流れがそのまま断酒会にも当てはまり参加者が減ってきているのではないかと。確かに的を得た発言だと思いました。